スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遼州戦記 保安隊日乗 低殺傷火器(ローリーサルウェポン) 137

「それにしても大変そうだな」 

烏賊が入っているたこ焼きを当てられずに島田は懐からガソリンスタンドのカードを取り出してパーラに手渡しながらつぶやいた。

「何?正人君も入りたかったの?」 

「そんなことは無いですけど・・・法術を乗っ取る犯人でしょ?俺みたいに死なないだけが取り得の法術師の方が適しているんじゃないかなあとか思っただけですよ」 

そう言いながら最後のたこ焼きを口に入れる。

「オメーはバックアップだよ。同盟司法局の事件じゃあオメーにぜひ参加してもらえって隊長に言われてたからな。まああれだ、今回はじっくり明華の仕事のやり方を見ておけってことだ」 

ランはすでに手酌でビールを飲み始めていた。

「そうだぞ、島田。シャムのクロームナイトや隊長のカネミツの整備の手順とかは明華さんのお手の物だけど代わりがいないからな」 

「代わり?」 

突き出しの小さい烏賊を箸でつかみながらの吉田の言葉に島田はしばらく考えながらつぶやいた。

「正人!明華お姉さんは6月に結婚でしょ?」 

「でも・・・寿退職とかする人には見えないんですけど・・・」 

隣のサラの言葉に首をひねる島田に思わずサラとパーラがため息をついた。

「結婚すれば・・・子供ができてもおかしくないな・・・まあしなくてもできる時はできるか」 

「要ちゃん!」 

「事実だろ?」 

要とアイシャの掛け合いを見てようやく分かったと島田は膝を打つ。

「でも・・・あんな機体。本当に使うんですか?」 

そう言う島田の視線は保安隊ナンバー2であるランへと向けられることになった。


FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

テーマ : *自作小説*《SF,ファンタジー》
ジャンル : 小説・文学

コメント

Secret

プロフィール

ハシモト

Author:ハシモト
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。